2009年11月21日土曜日

「日商簿記1級」合格までの軌跡~その2~

簿記1級の勉強にチャレンジしたものの、激務により2度の挫折。

いずれもTACの商・会のテキストの1冊目で挫折してしまいました。

「いつかきっと1級を取りたい」と思い続けるものの、その後は本社の超激務部署に異動になりました。

今までの激務が生ぬるいと思えるほどの、仕事量。

私がいた部署は全員があまりに忙しく、昼飯も晩飯も食べられず、夜中の2時にようやく課のメンバーと食事を取るなんてことがザラでした。

そんな訳で1級のことは忘れていました。

それから2007年7月に転職しました。

転職先の会社では経営企画室に配属されましたが、残業が少ないので勉強できそうな環境でした。

「何か自己啓発に取り組みたい!」

そう考えた私は経営企画室の業務を行う上で最もシナジーがありそうな中小企業診断士を受けることを決意しました。

2007年10月より翌年2008年度の合格目指して、TACに申し込もうと考えていたのですが、研修中に考えが変わりました。

この会社では中途採用で経営企画室に配属された者は一か月ほど経理室で研修を受けることになっています。

私は8月に経理室で研修を受けたのですが、入社して一か月経ち、以下の点に気がつきました。

①連結決算や税効果会計を理解していなければ話にならない。

②経営企画室のメンバーは銀行や証券会社出身ばかりで財務会計は詳しいが、管理会計はあまり知らない。

③経理室のメンバーも原価計算に詳しい人は少ない。

①については、私は前の会社では事業部の総合管理部署だったので連結決算や税効果会計の実務経験はありませんでした。

逆に②については、私は前の会社で工場収支管理の経験があったので管理会計の知識がありますし、③についても原価計算を習得すれば他の人達と差別化できるのではと考えました。

このため、色々検討した結果、①まずは簿記1級の勉強をし、②1級に合格しようが落ちようが翌年は診断士を目指す、ということにしました。

1級は2007年の8月から学習を開始したので、2008年6月の検定での合格を目指しました。

~続く~

0 件のコメント: