2009年11月18日水曜日

「永遠の仔」(天童荒太)

2000年版「このミステリーはすごい!」でぶっちぎりの1位だった「永遠の仔」を初めて読みました。

以前から読みたかったのですが、あまりのボリュームに躊躇していました。

図書館で文庫版を借りたのですが、な・なんと全5冊!

始めは「めんどくさいなあ」と思っていたのですが、読み始めたら止まらない。

通勤電車の中で読んで、一週間で全5冊を読み終えました。

この小説のテーマは児童虐待。とても酷いです。

自分の子に小説のような虐待行為をする親が現実にいるのだろうが、息子を持つ親としてはとても信じられません。

自分の息子は大切に育てて、立派な大人になってほしいな~、優しい大人になってほしいな~なんて、読み終わった後に考えてしまいました。

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